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赤枠で囲んである、ピックアップ・セレクターの接触が、何度修理しても、直ぐに悪くなってしまいます。

原因は、2弦5フレッドのGを弾くと、スイッチの接点バネが共振をして、チャッタリングを起こしているのと同じ状態になっていました。

チャッタリングは、電気接点には、致命的なトラブルです。
ピックアップの微小電圧でも、スパークして接点に酸化膜が形成され、接触不良になります。

音に影響の出ない値の、コンデンサーか、抵抗を付け加えるか、接点のバネ部分に半田など流して、質量を変えれば、直りますが、ハイパスフィルターを増設して、フェイズシフトと組み合わせ、合計8種類の音色が変化できるように、改造することにしました。

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